できるだけ節約したい!ローンにまつわる手数料
ローンには、借りているお金と金利以外に払う手数料があります。それが案外高くついているということを知っていますか?
例えば、住宅ローンで融資を受ける場合、保証料のほかに保証取扱手数料そのを払うことになります。また、その融資を受けている間にも払う手数料があり、金額は融資を受ける年数によって変わります。
他に、金利を変更したい場合や、設定を変更したい場合、または担保登記の変更などで、それぞれ手数料がかかります。さらに繰上返済をする際などにも手数料がかかりますので、すべて合わせると、かなりの額になることがわかると思います。
では、手数料は節約できるものなのでしょうか。
まずはとにかく自分で手数料の相場を調べて比較することです。いろいろな銀行のローンをよく見てみてください。ローンのタイプによって、手数料も金利も違う物が見つかると思います。その場合、どう選べばいいのかといえば、実際に計算して出すのが一番わかりやすく確実です。
例えば、手数料が5万円と固定な場合と、借り入れ額の2%といった場合では、借り入れの額が2000万円か3000万円かでずいぶんと支払う手数料の額が違ってきます。
また、金利にも注意が必要です。自分が何年のローンを組んだかによってお得な金利か損な金利かが変わってきます。長期間払っていく住宅ローンなどでは、金利は少しでも安いほうがお得です。
このように、手数料だけでなく、金利も一緒に考え、計算してみてください。すると、はじめに払う手数料がなんとなく高いからと言って、手数料が安くて金利が高いローンを選んでしまったりすると、トータルでは結局高くつく、なんてこともあるのです。
ローンは返せる時に早めにどんどん返していくのが何よりもお得です。ですから、繰上返済をする際の手数料はどれぐらいかかるのか、なども予め確認しておきましょう。目先の安さに惑わされず、必ずトータルの金額で比較するようにしましょう。