借金がたくさんあると生活保護は安易に利用できない

借金がたくさんあるといろいろと自暴自棄になったりする人もいるかもしれませんが、少しずつ返済していくしかありません。返済が厳しいようでしたら、法律に詳しい弁護士の先生やもしくは役所などで相談するのがいいでしょう。そうすれば、返済がだいぶ楽になる可能性もあります。たまに借金が多い人は「生活保護になったら働かなくてもお金が入ってくるし、他の出費をだいぶ削れるから、きっと借入れなんていらないんだろうな」くらいに考えている人がたまにいます。ただ、その考え方は圧倒的に間違ってます。実は生活保護というのは借入がある人は受けることができないという風になっているのです。もちろん生活保護になってからも借入をすることはできませんしローンを組むこともできません。カードローンすらも使うことができないほど、日本の生活保護のシステムは非常に厳しくなっています。

実はこのカードローン以外にも日本の生活保護についてはもっと他の条件も重なっているのです。例えばですが、家を持っているということだけで受けることができなくなるのです。家を持っていたらその分家を売ることが出来る、その売ったお金で生活できるから生活保護は適用できない、そんな考え方なのです。また車を持つこともできませんし、同じようにバイクを持ったりすることもできません。こうしてなにもかもなしですかんぴんであることが重要とされているのです。当然借金があってもいけないので、カードローンなどの借金がある場合はすべてを返済してからじゃないと生活保護の申請すらも受け入れてもらえないのです。

安易に生活保護をもらおうと考えている人は若い人たちを中心に増えてきているようですが、そんなに甘い世界ではないというのを知っておいたほうがいいでしょう。生活保護をもらうのは簡単なことではありませんし、もらったらそこから抜け出すことも難しいのが生活保護です。医療費や家賃もただになって、生活費を何もしなくてももらえるような状況からどうして抜け出す必用があるのでしょうか。それならまだ、借入れをしながらでも生きている方が、健全だとは思いませんか?

閉じる